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放射線の話(1)

東日本大震災に伴い、福島第1原発の事故がおき、いま、放射性物質の飛来、食物への混入など、不安を抱えていることと思います。

ネットでもたくさん解説されていますし、そちらの方が詳しいと思いますので、「今さら」感は否めませんが、ちょこっと書いていこうかなと。

なるべく、ゆる~くしていきたいので、よろしくです。

もっとも、冒頭からゆるくないですが(笑)


まずは知っておいた方がいいことをあげておきますね。


ではまず1つ。

放射線量が全身に100mSv(ミリ・シーベルト)より少なければ健康障害は認められない

これを大前提としてください。これを基準にいろいろ決まってきます。

ほら、単位が出てきた。シーベルトだって。ね、イヤでしょ。

説明するときにこういう数値を使って、自然放射線や東京~NY間の飛行機と比較したりしてますよね。実は説明するときに楽なんですよ。そのほうが。相手が理解してようがしまいが。事実だしね。ウソは言っていない。

どうにかして、この単位の話を省略して説明したいのだけれどちょっと無理なんですわ。


なので単位の話からやりましょうか。

出てくるのは3つです。

Bq(ベクレル)、Sv(シーベルト)、Gy(グレイ)です。

これだけは、がんばって押さえてください。


ベクレルBqは放射性物質の量です。いわゆる放射能ですね。

放射性物質が1秒あたり何回放射性壊変を起こすかってことですが、量だと覚えておいてください。

あと、とてつもなく大きな数字になりますので驚かないでください。たとえば、ヨウ素-131(半減期8日)が1グラムあったら、

4,400,000,000,000,000ベクレルです。4千四百兆ベクレル、4.4ペタ・ベクレルとなります。ヽ(´゚д゚`ヽ) ワッケ!! ヽ(´゚д゚`)ノ ワッカ!! (ノ´゚д゚`)ノ ラン!!数値でしょ・・・なんちゅう変換するんじゃATOK(笑)


ベクレルが放射性物質自身の量を現すのに対して、他の2つ、シーベルトSv、グレイGyは放射線を受ける側の量になります。

関係は下の図のようになります。これだけ作るのに時間がかかったなぁ・・

グレイ(Gy)は放射線を受けた物質が吸収した量、吸収線量です。

細かいところに触れると、1グレイは1kgの物質に1ジュールのエネルギーを与えたことになります。エネルギーを与えられた物質内部の原子が電離や励起をして、生物的な影響が発生する可能性があるってこと。

ま、大きければ影響が大きいってことです。


シーベルト(Sv)は放射線防護の分野で用いられる放射線の影響を表す単位になります。これがチト面倒です。

物質が吸収した放射線量が同じでも、放射線の種類(α、γ、X線、中性子線)によって影響の程度が異なるんですね。なので、放射線の種類に関係なく人体に現れる影響の程度を表すために用いられるものです。

先ほど出てきた吸収線量(グレイ)に係数(α線なら20、X・γ線なら1、中性子線ならエネルギーによって違いますが5,10or20)をかけたものになります。

乱暴な言い方をすれば、

幼稚園生に殴られたのと、格闘家に殴られたのでは、同じ1発でもダメージは違うでしょ?ってことです。このダメージの量を現しているわけです。

それと、シーベルトは放射線防護、安全のために用いられる量なので、人間に対して低い線量(1Sv以下)を受けた場合しか使いません。ま、大きい数字も比較の意味で出てきますが。


単位の関係はわかりましたでしょうか。

やっぱりややこしくなりますよね。でも、3つなので関係を覚えておいてください。これからしばらく付き合うことになりそうですしね、残念ながら。

こんなところでいかがでしょうか。

わかりやすくしたつもりですが、そうでもなかったような、どうなんですかね。


放射線技術学会、医学放射線学会などのサイトに細かいことが載っていると思いますので興味のある方はどうぞ。


さて、次は何にしましょうか・・・あ、最初に触れた100mSvの話をしましょうか。

では次回ネタがなくなったところで登場予定です。

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COMMENT - 2

ペタシ  2011, 04. 05 [Tue] 07:33

ご苦労様。
要するにシートベルト締めましょうって事でいいですねv-407

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Naka○  2011, 04. 06 [Wed] 18:45

v-218OK牧場!!

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